楽器製作記01:「設計」と「やることリスト」考えよう

EUBを作るにあたって、妄想全開のデザインはできていますが、これは初心者のままだといつまでたっても作れないや…ということで、シンプルな設計からなるデザインで作品を作る必要があると思いました。

妄想全開の設計図。まだ実現は困難です

どういったものならできそうか?

無論、エレキベースとコントラバスの大きな違いとしてはネックの太さや指板のRなどもあります。

が、目下最大の障害となるのはボディの構造かなと。

違いが出てくるのはボディの構造。

コントラバスのようにボディの中が空洞なのか、多くのエレキギターのようにソリッドボディでいこうか。

コントラバス方式でいくなら、ネックとボディの接合に木ねじを使うボルトオン方式は難しそうです。

ネックとボディの接合は交換ができるボルトオン方式で

今回は練習作品なのですが、当然ながら失敗もするでしょうし、他の自作系の方のブログなどを見てても、使い勝手が悪くて後でネックを薄く削ったりということをすることもあるようです。

実際にそうした事になったら、バイオリン的にボディとネックを接着剤で接合したりしてると、僕のスキルでは後が大変そうです。

後に修正作業が発生することを見込んで、最悪の場合は交換できるボルトオン方式で行くことにしました。

ボディは空洞ありで行ってみよう。

本来ならば、シンプルにソリッドボディで行くべきなんでしょうけど…初心者ですから。

でも…生音が欲しいんです!空気の響きが欲しいんです…。

サイレントすぎる楽器を求めてはいないんです…。

和楽器の構造を参考にする

ボルトオン方式で行きながら、ボディは空洞。

その条件を満たす構造…そんなわけで、ちょっと変則的ですが、三味線や二胡、馬頭琴らの民族楽器を参考にして、竿(ネック)が箱を貫通している方式で行こうと思います。

それでボルトオンつまり、まずボードが貫通して飛び出してる箱を作り、そのボードにネックを木ねじ止めします。

そういう感じ。

ネックはヘッドレスでいってみる

次の問題はネックですが、DIY勢は割と多くの人が、ヘッドの造形で悩んでるみたいです。

そこで逆に考えました。

俺は自分のことはわかってるんです。

変な凝り性が出てしまいます。

確実に、デザインにかまけて前に進まなくなります。

ですので、いっそのこと、ペグはブリッジ後方に取り付けて、ヘッドレスにしちゃいましょう!!!!!

やることリストが大体できた

とりあえず、超絶シンプルに、構造の練習としてやることをリスト化しました

  • 四角い箱を作る
  • 箱にボードがハマる溝、もしくは穴を掘る
  • きっちりハマるボードを作る
  • 箱にボードを取り付ける
  • ネックを作る
  • ネックをボルトで取り付ける
  • ブリッジ周りを作る
  • ブリッジ周りを取りつける
  • 弦を張る
  • 鳴らしてみる

こんなところかな。

弦周りだと、スケールをエレキベースと同様にするのか、コントラバスと同様にするのかで変わってきますが、今回はエレキベースのスケールで行きます。

コントラバス弦はクッソ高いので。

よし…さぁ、これから頑張ろ!


更新については、できれば週1回、金曜か土曜の夜に定期更新していくことを目指します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA