USBCNCは初期設定が必要。「CNC.ini」を置き換える(kitmill)

前回の件、どうやら2015年の私は、Gdriveにkit-millのダウンロードファイルや設定などを残していたらしい。

やるじゃん!ほめてあげたい。

現在はダウンロードできないUSBCNC v3のセットアップファイルが保存されていた。

のでインストール!とすぐさま問題発生。

表示がバグっている→インストールフォルダはCドライブ直下などに変えないとダメ…かな?

セットアップファイル(.exe)の案内にハイハイ追従することによってインストールが終了したものの、起動してみると明らかに表示がおかしい。

本来アイコンが表示されるボタンのすべてがグレーの背景色で、操作がまともにできやしない。

アンインストールしたりV4をインストールしたりもう一回V3をインストールしたりしても、一向に解決しない。(v4に至っては、機械と接続しなければシミュレートなどはできるものの、いざ接続すると「正しいヴァージョンのファームウェアをインストールしろ!」と言われてどうにもならなくなる)

オリジナルマインドに問い合わせをしようとしてメールを書いていたが、ふと思い出した。

このアプリケーション32ビットじゃないか?と思ったのでインストールフォルダを良く見ようと思ったら、セットアップexeの案内通りにやってたら、プログラムファイルにインストールしてた。

再度インストールする際に、Cドライブ直下に新しくフォルダを作ってそこにインストールしたら、表示が正常になり、アイコン問題は解決した。

確認したら、オリジナルマインドさんのホームページにも、CNCv4をプログラムフォルダに入れるなとある。なるほど上手く動作しないとはこういう事か。

だけど、まだ問題が。

機械原点に復帰するボタンを押しても、うんともすんとも言わない。あれ?

原点復帰しない→プロパティの内容がおかしい→CNC.iniをオリジナルマインドkitmill用のものに置き換える

→←↑↓キーを押して手動で原点設定するか?と思ったんだけど、ここであれ?と思う。

→を押すと、エンドミルが左に動く。↑を押すとエンドミルが↓に動く。表示されてる座標も、実際の操作とは逆に動いている。

初期設定が必要だったか?と思い調べていると、どうもプロパティでその辺をセッティングできるようだ…原点復帰動作のスピードや、ステッピングモータの回転方向が逆ゆえ実際の操作と動作が逆になっているので、ステッピングモータの設定は「-」を付けてやる必要がある、など。

しかしやってて思うのは、7年前こんな事した覚えはない。

少々設定しても、原点復帰動作がZ方向マイナスに向かってしまってどうにもならん。

原点復帰も設定もできないから、NCプログラムを読み込んでもRUNができない。

まず原点設定しろ!というエラーが出る。

おかしい。

もう一度Gドライブを見直す…と、CNC.iniというものがあった。

これをグーグル検索にかけると、どうもこれがプロパティの設定のようだ。やったぜ。

…って、これどう使うんや?うーん…

そういえばDAWの音源やPCゲームのセーブデータなんかは同じ名前のファイルで置き換えたら書き変えられるよな…。

ということで、USBCNCのインストールファイルを開くと、あった!CNC,ini!これを上書きすればええんや!

ということで、オリジナルマインドさんがkitmill用に設定したCNC.iniに置き換えた。

USBCNCを再起動。プロパティの中身が全然違うものに設定されてるのを確認。

原点復帰動作を押して動作確認!ヨシ!成功だ。

少しずつ、元の設定に戻ってきている。

またNCで制作できるようになると期待ができてきた。

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